防犯避難訓練・防犯教室

1月27日(金)に避難訓練(防犯)と防犯教室を行いました。

防犯避難訓練では、西昇降口から侵入した不審者が、危害を加えようと凶器を持ち3年生教室に侵入する想定で、松阪警察の方に不審者役をしていただきました。

侵入された担任や近くの教室の教職員が、非常警報装置やインターフォンで連絡し、子どもたちは体育館に避難しました。また、駆けつけた教職員がサスマタで不審者に対応する訓練となりました。

対応した教職員は、有効な避難方法や侵入者を刺激しない応対、サスマタの使い方などを教えていただきました。

続いての防犯教室では、松阪警察署生活安全対策課の方に身の守り方を中心に教えていただきました。

まず「いかのおすし」の説明をしていただきました。

普段から大きな声であいさつするなどして、いざというとき「助けて!」と声を出せるようにと教わりました。

つぎに、登下校時などで危機に遭遇した時の対応を教わりました。

各学年1名が代表して教わります。

歩いていたら「道を教えて。」「連れて行って。」と頼まれます。

子どもたちは、きっぱりと断りますが近寄ってきました。

ここでは「こちらから挨拶をして相手を見極めること。」「できるだけ間合いを開けることに注意すること。」「はっきりと断ること。」といった対処法を教わりました。

次に、歩いていたらすれ違いざまにランドセルを引っ張られ連れ去られたり被害を受けるといった状況を想定した内容でした。

ランドセルを引っ張られたら、もう一人の友だちが引っ張られないようにうまく対応し、防犯ベルを鳴らしました。

子どもたちの落ち着いた対応に、お褒めの言葉をいただきました。

また「ランドセルを引っ張られたら放り捨ててもよいので逃げること。」「普段から防犯ベルの電池のチェックを怠らないこと。」などを教えていただきました。

最後に、歩いていたら「写真を撮らせて。」と近づいて来たという想定です。

おしゃべりして歩いている子どもたちに、不審者役の方が話しかけました。

子どもたちは、あいさつやきっぱりと断ること。また、間合いを取ることも上手にできていました。

ただ、おしゃべりに夢中になると危険なことを教わりました。

最後に、防犯のお話を聞いての感想を伝えたり質問をしました。

子どもたちからは「手をつかまれたらそうすればいいか?」「防犯グッズを持っていないので、準備していきたい。」「いざという時に声が出ないことがあるので、対処法や防犯ブザーなどの大切さがわかってよかった。」といった感想や質問が出されました。

最後に、校長先生から侵入者があった時の放送について、改めて覚えておくよう指導してもらいました。

子どもたちが松阪警察からいただいたパンフレットを持ち帰りましたので、保護者の方とお子さんでご覧いただき防犯についての学びにご活用ください。

 

 

 

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